双極性障害のあなたに双極性障害との付き合い方

うつと躁が現れる病気

婦人

双極性障害はうつの症状と躁の症状が交互に現れてくる精神病の1つです。うつ病と誤診されやすいので注意が必要です。双極性障害を治療する方法は薬物療法が主とされていますが、ほかにも対人関係・社会リズム療法という精神療法も注目されています。

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精神病の一つ

看護師

どのような症状なのか

最近は心の病気と言われる精神病も多くの事が解明されてきており、様々な病名が増えています。少し前まで躁うつ病と言われていた精神病は、双極性障害と言われるようになりました。双極性障害とはうつ病とは違い躁状態やうつ状態、両極端の症状が一人の人間に現れる症状が特徴です。躁状態の時には患者の気分が高揚しており、何時間もしゃべり続けたりしてしまいます。また、使いもしない物を買い浪費してしまったり、ギャンブルにのめり込んで大損してしまったりする方もいます。彼らはそれでいてお金を浪費した感覚がない為に、家族に迷惑をかけてしまいます。躁状態の時には自分は何も間違っていない、働いてたくさんお金を稼ぐと思い込んでいるので、周りがどんなに注意をしても聞く耳をもちません。双極性障害は感情障害に分類されるので、相手の気持ちを考える事が欠落しています。相手から指摘されて気づくことはありますが、自ら相手の気持ちを理解することは難しいのです。双極性障害は実は紀元前から似たような症状の記録がされていることが分かりました。双極性障害の歴史を辿った著書が出版されるなど、意外と歴史が深い病気です。発症の原因は分かっていませんが、現在の所遺伝によるものが濃厚とされています。乳幼児の頃から発症しているわけではなく、20代〜30代で発症する事が多いようです。保護者は子供の頃は普通の子だった、と感じている保護者も多い中、患者本人は子供の頃から人とは違っていたと感じていた人が多いようです。発症のきっかけもはっきりとしていませんが、強いストレスを感じた時期に発症する事が多いようです。

治療方法

双極性障害の治療ですが、躁状態の時には本人は病気である自覚を持つことはあまりありません。周囲の人が気づいても、中々すぐに治療できる状態にはならないようです。どちらかと言えば躁状態によって社会的信用が失われ、うつ状態へと落ち込んだ時が病院へ行きやすい状態であると思います。しかし、うつ状態でも中々本人に病院への診療を説得するのは困難な病気です。病院への診療が遅れてしまうと、どんどん悪化してしまい、さらに症状は悪化してしまう可能性もあるのです。病院での治療方法はカウンセリング、薬物療法がメインとなっています。双極性障害は現在の所完治が難しい病気です。したがって、まず第1に病気である自分を受け止め、うまく病気と付き合いながら治療していく事です。躁状態の場合の薬、うつ状態の薬とうまく使い分け、安心して自分の話を聞いてくれる医師と治療を進めていきましょう。自分の生活環境のなかで上手く病気と付き合っていくことも大切です。医師から社会で働くことは難しいと診断されてしまうかもしれません。しかし、収入がないと生きていけませんので、症状によっては医師と相談して障害者年金の申請ができる診断書の作成をお願いする事も可能です。患者本人は自分だけがなぜこんなに苦しいのか、と思う事もしばしばあるかと思います。しかし双極性障害で苦しんでいる人は100人に1人と言われています。辛い思いをしているのは自分だけではないので、コミュニティサイトなどの利用や、病院で知り合った患者などと交流する事も精神的に楽になるかもしれませんね。また、双極性障害が家族にいる場合にも、同じく悩んでいる家族との交流や情報交換でいろいろ知る情報があるかもしれません。

気分が極端な場合の病気

カウンセリング

嬉しいときには喜び、悲しい時は悲しむのが人間です。しかし両極の感情が極端に表れるのは双極性障害です。本人も自覚して悩んでいることが多いので、周囲の気遣いが必要です。不安をあおるような言動は慎み、悩みを聞いてあげるようにします。そして本人がカウンセリングを受けやすいようにサポートすることが大切です。

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気分の波が激しいときは

病院

双極性障害は気分の波が激しい症状があり、躁状態とうつ状態が繰り返されます。原因としては遺伝的要因が強く、割合的にはうつ病と比べるとそこまで多くはありません。しかし、双極性障害は再発しやすく、危険行為が目立ってしまう特徴もあるため、正しい治療を受けていく必要があります。

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